塩野義製薬の「実質的な定年廃止」についてYahoo!ニュースエキスパートにまとめ記事を書いた。2026/8/23掲載。
塩野義製薬が目指す「定年廃止」 日本でも定着する可能性はあるか #エキスパートトピ(山崎俊輔) – エキスパート – Yahoo!ニュース
塩野義製薬が「実質的な定年廃止」に向けて労使で議論を開始すると報道されおり、話題となっていいます。日本の企業では定年年齢を定めることが一般的ですが、実は定めないこともできます。「定年廃止」をする企業は
「リタイア・シフト」において、定年年齢の見直しや廃止、高齢期処遇の改善などを企業が決断・実行することが必要だが、話はそう簡単ではない。「定年廃止」を純粋に実行する企業は4%しかないことにはそれなりの理由がある。
とはいえ「実質的な定年廃止」が実現することは会社員にとって悪いことではない。「65歳まで正社員扱いで稼ぎ働ける」「65歳以降も働き続ける場合賃金大幅減少が起きない」というだけで、十分に好条件だ。ただし、65歳を超えた場合、自動的に定年を延長し続けるわけではなく、おそらく毎年度契約更新について話し合うことになるだろう。
そのとき、会社から「今年を一区切りで……」と言われるよりは我々のほうから「今年を一区切りで……」というほうが気持ちいい辞め方になる。会社にはもう少しいてほしいと頼まれながらリタイアの道を選ぶ、そんな「リタイア・シフト」をデザインしてみたいものだ。


