RETIRE SHIFT

~人生100年時代の引退戦略~

リンダ・グラットンの「LIFE SHIFT」により、人生100年時代の大きな社会変化を私たちは実感し始めた。

私がそこで興味を持ったのは「RETIRE の社会変革」つまり「RETIRE SHIFT」だ。世界でもっとも長寿国であり、もっとも健康寿命の長い日本において、今リタイアをまつわる社会変革が起きようとしているからだ。

リタイアといえば「国の年金がもらえるまで働くしかない」「給料は大幅ダウンするけどしょうがない」のような後ろ向きなイメージがある。一方で、公的年金の受給開始年齢は65歳から引き上げの予定がないにもかかわらず(給付水準の調整こそあれど)、60歳代後半の男性は半数以上が働いており、彼らは仕事をすることで経済的ウェルビーイングを感じているという側面もあります。

また、日本の企業の3社に1社以上が「65歳定年」への切り替えを行っており、その傾向は加速している。これはつまり「60歳から明らかな低賃金」の流れが変わり始めていることを意味する。

こうした時代、つまり「リタイア・シフト」の時代を私たちはどう生き抜くべきか、また企業はどう対応していくべきか、そのヒントが2025年7月、「RETIRE SHIFT」と題して書籍として発売される。これを機に、リタイア・シフトに関連する情報をピックアップするサイトを開設し、情報共有を試みたい。

2026年5月 WEB開設にあたって 山崎俊輔