先だって紹介をした日本総研のレポート(「長寿社会」の到来に際し、企業に求められる成長戦略と組織変革をまとめたホワイトペーパーを発表 ~ロンジェビティ・トランスフォーメーション(LX)戦略を推進せよ~ )から興味深いデータをピックアップして紹介する。
引用されているのは「健康寿命の延伸可能性に関する検討」だが、今でも世界最長レベルにある日本の健康寿命がさらに延伸する可能性を示した資料だ。
これをみると2022年に男性72.6年、女性75.5年であった健康寿命が2040年(今50歳の人が65歳に達するくらいの「近い未来」だ)に男性77.8年と5歳以上、女性79.4歳と4歳以上の延伸する可能性がある、としている。
これは平均寿命の伸びよりも強い伸びであり、老後をアクティブに過ごせる時間が伸びていく可能性を示している。言い換えれば、これからの時代にリタイアが数年遅くなったとしても、すなわちセカンドライフが短くなることを意味しない、ともいえる。
60歳代後半も働き続ける、あるいは70歳を超えても働き続ける「リタイア・シフト」社会が到来したとしても、思った以上に「リタイアしたあとの時間」は確保できるのではないか。


