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改正高年齢者雇用安定法の施行に企業はどう対応したのか(2014年のレポート) | JILPT

少し古いデータ、2014年の情報となるが「改正高年齢者雇用安定法の施行に企業はどう対応したのか」というレポートが興味深いので2020年代後半にやってきた「リタイア・シフト」時代との対比として取り上げてみたい。

(P88)年間給与
継続雇用者の年間給与の水準をみていく。アンケート調査の設問では、定年到達時の年間給与の水準(手当や賞与等を含む。公的給付は含まず)を100とした場合に、どの程度の水準(継続雇用の該当者の平均)になるかを尋ねた。 調査結果をみると、回答全体の平均値は68.3で、中央値は70.0(図10)。得られた回答を5 つの範囲で分類した集計結果でみると、「61~70」の企業が22.9%でもっとも多く、以下「51~60」(21.7%)、「71~80」(17.0%)、「50 以下」(16.1%)、「81以上」(15.3%)の順で続く。

定年前の給与と比べて60歳代の給与は平均68.3%、「61~70」とした会社が23%、「51~60」とする会社が22%であり、これで半分弱の企業の待遇が説明できる。また、ボーナスについても「「支給している」が 60.6%、「支給していない」が36.6%となっている」としており、3分の1は支給ゼロとしていることが分かる。

これではシニア世代の労働意欲が高まるはずもない。せっかく、60~70歳代が健康で労働意欲が高くても、処遇が低いのだからアプトプットを低くしてしまう(これを会社員の責に求めるのはおかしい)。シニア人材の活用に必要なのはまず、会社自身が「リタイア・シフト」対応をすることというのは明らかである。

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